チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

外国人警察へ、その後ポーランド人とランニング後Restaurace Na tý louce zelený

曇りのち雨

 今日は以前から恐れていた外国人警察へ滞在登録をしに。まず驚いたのが前日調べたら外国人警察の場所が在チェコ日本大使館のHPとチェコ内務省に書かれている場所が違うこと。いろいろな情報を統合して、新しい場所に移転したという判断に。といっても1年くらい前に移動したと思うのだが・・・。2015年2月時点で大使館は更新されていなかったのか?

 今までのブログを見るとチェコ語しか話してくれなくて大変だった、有無を言わさず書類を突き返された、何度も出直しさせられた、など燦々たることが下書かれているが、前日仕入れた情報だとPraha4にある方で登録だけだと最近はそこまでではないらしい。

 開館10分前に着いてみると、一緒に留学している人が先に着いて並んでいる。前に20人ほど並んでいるが、開館とともに押し合いへし合いもなく、淡々と受付の係員が用件を聞いた後に番号札を手渡してくる。他の人はVISAの延長申請なのかさくっと自分は呼ばれる。書類もサクサク進むので素早く終わるかと思ったらここからが大変だった。VISAをとる際に少しイレギュラーなことが起きて住居証明が外国人警察を管轄する内務省に直接渡っており手元にないのでコピーを見せるが奥からお局的な方が出てきて、原本が必要の一点張り。困ったので一度病院に戻り秘書さんに相談。原本は内務省に送ってますよ、的な手紙をもらい、期待しながら再度外国人警察へ。再度お局さん登場で当然効果なし。原本くれの一点張り。まぁ、そうですよね、チェコ共和国外国人警察様が手紙ごときで方針変えないですよね、困ったなぁ、と粘っていると、え、滞在登録だけなの?それならいらないわ的に突然なり、何故かこれでもういいですよ、と事態は急展開。そして、結局原本はいらないことに。うぅむ、何だったのか・・・。VISAの延長の際には原本を持ってきてね、と。えぇ、その際は是非持って行かせていただきます。まぁ、とりあえず噂と違い、英語が話せる人が多くてよかった。てか、いろいろあったので数人が関わったが、全員英語がOKだった。まぁ、しかし色々と心配していた割に、予想よりはすんなり登録できてよかった。

 ただ、IKEMから外国人警察へは1.5kmほど裏山を歩きながら計3kmの散歩。バスなどの交通手段が自分のところからはちょうど悪いところにあるので2往復散歩して計12km。疲れた。ただ、キツツキやトナカイなど東京23区内では見ない動物が見られたのはよかった。

 その後病院に行き、自己紹介を済ませるとIKEMへ短期留学を繰り返しているというノリがいいポーランド人が。去年自転車世界選手権でポーランド人が優勝した話を振ったりしてると、アブレーションが終わったらランニング予定だよ、と言うので、自分もランニングシューズ持ってるよぉ、じゃぁ一緒に走ろうという展開に。裏山を40分くらい走るとゴール地点にレストランがあるから行こう、と言われるがままにランニングの格好のまま着いていく。レストランに着くと、ビール飲むぞ、と。と言うことでビール0.5L。そして、付け合わせのソーセージ。ポーランドの医学教育体制について学ぶ。日本とかなり違うな。ちなみに、レストランの名前はRestaurace Na tý louce zelenýといって、病院から徒歩5分以内。レストランを出たら雨。寮まで500m程をほぼ全速力で最後の運動。数ヶ月ぶりに走ったから既に筋肉痛。こんなこともあろうかとマッサージオイルを日本からもってきてたのでセルフマッサージ。

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総ビール消費量3L。