チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

チェコの家賃事情

晴れ

 今日は久々に雪降らないし、一日中太陽が顔を出していた。それでも寒いが。自分は寮に住んでいるので安いが、同僚は結構な値段な所に住んでいる。そこで昼食時にチェコの家賃について聞いてみた。給料比で考えると高過ぎ、と言うことらしい。上司の医師の初任給時代はほぼ全て家賃で持って行かれたので生きていくことが出来ないからプラハ郊外の病院に移ったらしい。基本、共働きまたはルームシェアを前提とした家賃なところが多く、自分が住んでいるところは田舎だがそれでも先日登場したハンガリー人は家族4人が住めるアパートで家賃1,000ユーロかかったと言っていた(少しだけ家具付き)。ワンルームとは言え、100ユーロで済ませてもらっているのはやはりありがたい。

 そして、自分の家を持つことを目標としているが、家買っても払えなくなる人が多く10年以内にチェコ版リーマンショック的なことが起こることもあり得るらしい。誰が買っているの?と聞いたら外人がキャッシュで買っていく、と。なんか似た話を日本でも聞いたなぁ。これで先日田舎で見た家でもかなり高額だったのが納得できた。

 それ以外に保険などについて聞いてみたところ、皆保険的な制度でホームレスでも誰でも良い医療を受けられる、と。家庭医もいるけど、日本と同じで直接大病院も行けるとか。アメリカみたいにそんなに待たされることはないよ、と言われた。外人の感覚と日本人の感覚は違うので「そんなに」の程度がわからないが。

 調べ物した後に一杯。Bertold Svetle vycepni pivoと言うもの。10Kc(50円)キリのビール。少し鉄のような味がする気もして、自分には合わなかった。

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総ビール消費量 44.5L