チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

チェコのビザ延長申請で安定のチェコクオリティーに安心

晴れ

 内務省のホームページ調べてたら自分のビザ延長申請の許可が下りたことが記されていた。というか、一回もネットに掲載されるとも言われていなかったのだが、いつの間にか

Immigration - Ministry of the interior of the Czech Republic

の上の方にネットで申請の許可の可否が調べられる形になっている。確か、以前はなかったような・・・。過去ブログ漁っても手紙が届くようなことが書いてあったり、結局届かなかったり、全ての手続きが終わったあとに届いたりとカオス。ついでにチェコ内務省クオリティーなことがこのホームページには書かれており

・もし自分の申請番号が書かれていなくても、10日待ってからもう一度見るように、あせって電話かけることはしないでね。10日待っても番号無かったら、直接申請した内務省事務所に行ってね、こんな時も電話かけちゃダメよ。一週間に一回データは更新するよ(でも、いつ更新するかは内緒だからね~)。

だの

・電話を内務省にかけるときは適切な言葉で話すように、また話せない場合は電話を切りますよ、ついでに、案内の最初の自動音声は英語もあるけどその後はチェコ語オンリーだからね、ホントに言葉には気をつけてね。また、一般的なことは電話では答えないから、直接事務所に行ってね。問い合わせに従って2番を押すと、ホームページアドレス教えるだけでブチッと電話切るから、メモの用意だけしといてね。

(共に意訳)

など。また、申請してからどのようになるかのフローチャートがないから、次に何をしなくてはならないかわからない。6月末( VISA延長申請のため、外国人警察へ)に申請して一ヶ月してやっと申請が通ったのをネットで確認し、一週間手紙などが送られてくるのを待ったが来ないので昨日近くの内務省に行ったら「指紋とる必要があるので、来週来られますか?」→無理と即答し、いつなら空いてるのと聞いたら、突然「チェコ語しか話せません」と言われ他の人を奥から連れてきて何とか今日の予約を取り付けた。で本日行ってみると予約があっても安定の1時間待ち、指紋とった後に「Biometricカードが出来るのは~日だから○○時に取りにいてね」と。その時期だとビザが切れているんですけどと言うと、「それまでの期間はブリッジしてね」→今ここで出来るの?→「下の階でやってね、でもまもなく閉館だから急いだら?」→受付に閉館10分前に並ぶ。前には4人くらい。すると、一人がえらくごねていて時間かかり、前の人へ説明する前に今日はこの人で終わりだから、らしきことをチェコ語で言っている。自分の後ろに並んでいた人含めて少し待ってみたが、前の人が終わると「ナ スフレダーノ~(ごきげんよう~)」と言って扉ぴしゃりの刑を喰らった。まぁ、10分くらいで着く所に住んでいるから明日来るけど・・・。完全にいつものチェコクオリティーなことが起きて嬉しくなった。

 結局ビザ延長には

①ビザ延長申請(6月)

②指紋採取の日取り決め(昨日)

③指紋採取(本日)

④ビザブリッジ(近日中?)

⑤Biometricカード受け取り(近日中?)

と5日も行かなければならなかった。まだ過去形じゃないけど・・・。ビザが切れる一ヶ月半前から準備して結局ブリッジする必要が出たか・・・。それなら申請時に自分たちの仕事は至極丁寧すぎるので一ヶ月半前に申請しても間に合わないからブリッジしたほうが良いよ、と言えば良いのに。

 内務省について思うのはホームページに色々書かないことにより口頭説明に時間がかかり、結局人手による総仕事量は増えている、という印象を受けるが、定刻で仕事を終わらせてしまうので、いかに効率よく人を裁くかと言うことを考えなくていいんだろうな。苦情も気にしなさそうだし。ここで書くことなんて意味も無いけど、今後行く人へのアドバイスとして本日現在の現状を記載してみた。

 上司の友人はチェコの永住権を申請して1年2ヶ月後に内務省からの返事として「書類が古くなったので、新しいのを送るように」と言われたらしい。こちらは現在継続中の事案なので、どうなるかが少し楽しみ。この事案も結局は早く仕事してれば、新しいのを送るようにとの連絡をいれる必要も無く、誰の仕事も増えずに終わらせられたのにと思ってしまう。