チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

チェコのビザブリッジに必要なもの

晴れ

 今日は一昨日、昨日に続き内務省事務局へ。と言うのも、来週ビザが切れるが、ビザに変わるBiometric cardを受け取れるのがしばらく後と言うことを昨日知り、もしかしたら友人を訪ねて急遽他の国に行きたくなった際にビザが切れていると困るから。無難に14時頃到着。いつものように開口一番チェコ語話せる?と聞かれたが当然Ne(いいえ)と即答。今日の相手は今まで以上に英語を話せないらしく、全て指さししながら何が必要なのかを説明。半分伝わったところでそれなら今の書類で問題なから大丈夫、さぁ帰ってと言われたが、本当に大丈夫なの?と聞き直すと奥にパスポートと書類を持って何かを聞きに行く。既に3分。しばらくしたら帰ってきて、ブリッジは申請しなくてもこのままで大丈夫よ的なことをやはり言っている。飛行場でも本当に問題ないの?、ホント?ホント?としつこく聞くと、もう一度奥に何かを聞きに行く。既に5分軽経過。帰ってくると、なんとなく状況はわかったから(それともしつこいから面倒だと思われたのか)この番号札もって待っててねと190番台。初めからOKしとけば2分ほどで済むのに、本当に自分たちの仕事を増やすのが好きな人たちだ。感心感心。

 で、電光掲示板見ると、90番台と400番台が多数光っているが100番台はない。当然の推察として90番台から100人待ちと言うことで一人10分と考えて5個くらいデスクがあるから~などと適当に計算すると200分待ち。まぁ、さすがにここまでかからないしょと思っていたが念のため作業するためのパソコンを持ってきていたので仕事開始。1時間すると、120番くらい。なんか計算通りの進行状況なので、日用品の買い物にでかけ、周りをうろうろし、戻って一眠りし、気づいたらすでに5時。ハッとみるとまだ170番台。自分のすぐ後に日本人が自分同様にブリッジが必要になった方がおり、ここに書けないくらい悲惨な経験をされていた。この話を聞いて、自分の中での結論はこの国はコネ重要なんですね、と言うことになった。そして、本当に計算通りの6時に自分が呼ばれると書類記入などは何も必要なく5分くらいで手続き完了。三日連続での内務省詣は計7時間くらいかかったが、何となくかかる時間が予想通りだったのでそこまではストレスを感じなくなってきた。チェコの生活も板についてきた・・・。わきゃ無く、帰って鬱憤晴らすために久々にビール。

Staropramen nefiltrovaný

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後Bakalář světlý ležák→ちょっと失敗。f:id:KenYam:20150806053536j:plain

 と言うことでチェコのビザブリッジに必要なものは根気・・・。ちなみにChodovにある内務省事務所にはコンセントがあり、使っている人もいるが割りと大人気で、常にスマホが繋がっている。

総ビール消費量155.5L