マルタday1
晴れ
朝4時に起きて、ガンジから飛行場へ。と言ってもカターニア飛行場まで150km以上あるので時間がかかるし、タクシーがあるのかどうか良くわからない。シチリアではこういうときは知り合いを呼んでもらい送ってもらう、が基本なので来てもらった。途中居眠り運転されて、時速140kmでガードレールに突っ込みそうになったのを助手席からハンドル握って本当に危機一髪。Grazie!とか言って握手してきたけど、その手は汗だく。いやぁ、危なかった。
そこからは危なげなく40分ほどでマルタ空港到着したが、眠いけどホテルに行ってもまだ空いてないだろうから、飛行場でシチリア名産のCISK Lagerを一杯飲んで2時間ほど仮眠。
今回は直前にマルタ行きが決まったため何も調べずに来てしまい、公共交通機関のバスに乗るのすら難しい。飛行場のバス停は良かったが、そこから乗り継ぐ際に目的のバスが来たら手を上げないと、時速50km位のバスは止まらないようだ。バス停の前で減速するわけでなく本当に急ブレーキ気味に止まる。それに気づかず、数本バスを逃した。
中心部の一つ、Sliema(スリーマ)まで1時間以上かかりホテルに荷物を預けて観光開始するも暑すぎるのでホテルに戻り再度仮眠というダメっぷり。日焼け止めなどして重装備で出かける。とりあえず、対岸は現在の首都のValetta。
Hop on Hop Offバスがあるので本日はNorthの方に乗ってみたが、解説によると騎士団とか言っているしどこの時代の話だと思ったら紀元前からマルタの歴史は始まっていたのか。回ってもどこが見所かわからないので山勘でMdina(イムディーナ)で降りてみたが、これが個人的にはあたりだった。4000年前からここに都市があるらしく、当時のことを考えると何もかもが古くからありすぎて良くわからないが、全てがでかすぎる。
立派な城門をまずはくぐる。
町並みが絵に描いたような中世の都市。
教会の格子をのぞき込むといつものように自分には理解できない絵画
他の門をくぐろうとすると、馬車が横切っていく。
Mdinaはマルタ島の中央部にあるが高度が一番高いため海まで見渡せたので軍事的意味からも重要だったらしい。確かに遮るものが海まで何もない。
現在も250人ほどの住人がいるため、お静かにマーク。
メインと思われる聖パウロ教会。右が現在時刻、左側は昔は適当な時刻を指して悪魔がミサの時間をわからなくしていたらしいが、現在はカレンダーに使われている。
次のバスの都合で30分しかいられなかったが、もう少しいたかった。その後はバスからの見学が続いたが馬が海に普通に入っているのを初めて見た。
夕食は日本人のブログで良く勧められているL'Artist Restaurantへ。19:30開店の所、19:20に到着して席無し・・・。寂しそうにしているとちょっと待って、と20:30までならと一人席を作ってくれた。海産物中心に頼む。蛸とか食べたの久しぶり。
街を相当にウロウロしてみるが、海沿いは老若男女がおり安全な印象。
夜も遅くまで賑やかな街だった。
総ビール消費量181.5L