世界遺産制覇まであとちょっとの旅@Olomouc(オロモウツ)day2
曇り時々雨
朝6時30分に起きると外は自転車旅行の大敵、雨。ただ予報みるとその後は曇りで推移しそうなので準備して地面が渇き始めるまでちょっと待って外に出てみると、気温は10度で極寒。先週まで30度台だったことを考えると急転直下。今日はOlomoucからHrad Bouzov(ボウゾフ城)を抜けてこの旅行3個目の世界遺産Litomyšl(リトミシュル)へ行くことに。
Hrad Bouzovまでは最後を除いて平坦だし、30km程。で、途中は何もなく着く。ただ、全景が見えるところがなかなかない。
近づくと当然大きくなるだけ。ただ、奇跡的にこの日30分程だけここで晴れた。
Bouzov城は調べたところ先日発売されたばかりのドラゴンクエストⅧ 3DSバージョンのCM撮影で使われたとか。残念ながらそのCMは日本国外からは見ることは出来ないが、確かにドラクエの世界にそのまま出てきてもおかしくなさそう。こちらに来るまではお城と言えばベルサイユ宮殿みたいにでかいものばかりだと思っていたが、実際にはこじんまりしているものが多く、ここも適度な広さ。
ドラクエ気分を味わった後は音楽家スメタナの故郷で有名なLitomyšlへ一直線。雨が降りそうで降らない中60km程走ると突然タイムスリップしたような・・・と言うことはなく、いつものように中央広場=スメタナ広場とそれを取り囲む建物。
寒すぎるのでサクサク観光を済ませていく。
広場の端にいるスメタナさん
広場にある天文時計。ただ、今までの中ではかなり小ぶり。
出版社パセカのアート壁画。
その横にレストランNa Sklípkuがあるが、15時からなので後で来ることに。
続いて世界遺産のZámek Litomyšl(リトミシュル城)へ。自分のレンズでは全景が入らない横幅。
このお城はその壁にあるズグラッフィート画が有名で、二色の違った漆喰を二層に重ね塗りして、上の層を削ると絵が出てくる形式で横から見ると凸凹があるのが少しわかる。プラハ市内でもちらほら見かける。
老朽化かいたずらの影響か、はげて下地の煉瓦が出てきているところもあるのは残念。
リトミシュル城は城内へも無料では入れるのでが入ってみる。
見事なアーチ状の廊下。
最上階まで登り中庭の反対側。
こういう所にも必ず彩りを加える花。
リトミシュル城の目の前にある父親がビール醸造をしていたスメタナの生家。
リトミシュル城の目の前の修道院に行ってゆっくりする。
油断してたら、1時間前にはあった帰りの電車の予約をしようとすると売り切れている。その一本前だと空いているようだが、山を越えたČeská Třebová駅まで10km程あるのに、時間は30分しかない。チケット買う時間などを考えると相当にギリギリだが、先ほどのレストランで食事とか行っている場合ではないので帰ることに。駅に着いてみると電車は安定の20分遅れでなんだかんだ余裕だった。
駅前に地球儀がくるくる回る噴水があったので、日本が出てきたときにパシャリ。
駅ナカで一杯だけStaropramen Nefiltrovaný
プラハ市内に急いで戻る。と言っても電車は40分遅れだが。と言うのも、今日はモルダウ川の対岸の病院、Nemocnice Na Homolce(ホモルカ病院)に9月から留学に来ているK先生とF先生とPivovarský Důmで食事する予定があったため。
český klasický ležák světlý
český klasický ležák řezaný
Kávové pivo(自分はチョコビールだと思ったら味覚が正確なK先生はコーヒービールだと。なんて味音痴なんだろう。)
あとはひたすらčeský klasický ležák světlý
同時期に3人も日本人が長期留学しているなんて、徐々にチェコが医師の間で留学先として定着し始めるか?K先生もビールを毎日楽しんでいるとのことだったので、今後も定期的な飲みになる予感。
現在の世界遺産達成度
プラハ歴史地区→済
チェスキー・クルムロフ歴史地区→済
テルチ歴史地区→済
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会→済
クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂→済
レドニツェとヴァルティツェの文化的景観→済
クロムニェジーシュの庭園と城→済
ホラショヴィツェ歴史地区
リトミシュル城→済
オロモウツの聖三位一体柱→済
ブルノのトゥーゲントハット邸→済
トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス教会→済
と言うことで、ホラショヴィツェ歴史地区が次の目的地。
今日はチェコに来て200日目だった。
総ビール消費量206L