チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

ウクライナの医療事情

曇り

 今日は見学に来ているウクライナ人医師と色々な話をした。ウクライナは現状医療は全て自費で基本保険などは無いと言っていた。例えば心臓のカテーテル手術を受ける際も全て自費。物品代含め、20万円近く払うことになるらしいのだが基本的にはそこまで裕福ではないのでリユース(=再利用)と言うことを行っており、患者の負担を減らしているそうな。リユースとは一度使ったものを滅菌して再度使うようにした者。ドイツなどでは国認定のリユース業者なるものがあったりして、特段変な方法ではない。日本でも手術器具などは滅菌して他の患者に使っているのを考えてもらったら良いかもしれない。

 ただ、一般的にはリユースしないだろうなと言うものもリユースしていた。シースという、カテーテルを体の中に入れるプラスチックみたいな管があるのだが。一般的には再利用している国は聞いたことがない。しかしウクライナではそれもリユースし他の患者に使うのだとか。ただ、念のため肝炎やHIV検査をして陽性の患者からのリユースはしないのだとか。