チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

チェコで循環器専門医なるまで

曇りのち雨

 チェコには日本と同様に循環器専門医というものがある。ただし、チェコは専門医がないと循環器医と名乗ることが出来ないが日本は自分は循環器医と名乗ればそれだけで循環器医になれる違いがあり、こちらではその優先度は高い。

 その循環器専門医になるにはどうすれば良いか。誰も興味はないだろうが自分は興味があったので調べてみた。

 まずは2年のローテーションを経験しなければならない。その内訳は

1. 麻酔科医2ヶ月、

2. 一般外科の周術期管理2ヶ月

3. 一般内科として2ヶ月

4. 一般内科として更に12ヶ月

5. 心臓疾患関連の集中治療6ヶ月

その後に3年の循環器ローテーションを経験しなければならず、その内訳は

1. 一般循環器診療9ヶ月

2. 不整脈疾患の診療3ヶ月

3. 心臓疾患に関するエコーなどの検査など、非侵襲的検査6ヶ月

4. カテーテル検査室3ヶ月

5. 心臓疾患の集中治療6ヶ月

6. 心臓外科2ヶ月

7. 再度の麻酔および集中治療1ヶ月

8. 他、上記で更に学びたいモノ6ヶ月

のようである。つまり計5年かかる。

日本では今はスーパーローテーションをした後、内科専門医をとり、その後に循環器専門医と若干長くなる傾向にある。

 まぁ、それはともあれ今日はHさん、Oさんと22時過ぎにVIPに行って少しだけ。

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総ビール消費量439L