シチリアday5
晴れ
今日はシチリア最終日。来た当初の予報では雷+雨だったが、今日になってみたら晴れ。朝焼け撮影。
二度寝して街中を散歩。標高1000m位にあるため、階段登ると少し空気が薄いことを感じる。
街を彩るために色々なところに花が。
こんな人形もおしゃれさんに見えてくる。
道の案内板一つもなんか海外っぽい。
街をある程度見渡せる広場発見。実際は屋根はもっと赤い。
街は豊作を祈っている祭の最中なのか、稲穂が掲げられている。
昼食をAntica Lanternaでとっている間、友人が車が必要だなと言っていると近くの人が車いる?と聞いてきて200ユーロであっという間に商談成立。ここらへんの感覚が良くわからない。現物見ると200ユーロ相当だが、足代わりには十分なる。
この後にSperlingaという隣の市の城趾を見に行くことにしていたのだが、崩落していて現在は公開中止になっているらしい。こんな時はどうするか?
→シチリアなのでそこの市長に電話をかけて開けさせる、が正解。さらに付け加えると市長に直接来てもらって城趾の案内をしてもらうという、と言うのが完全正解。理解できなすぎる世界。ちなみにこのSperlinga市は世界大戦前後にフランス人が多く関わっていたとかでFrench Italian(Sicilianとも言っていたが→関西弁と標準語の様なもの)という訛りがあるとのこと。
行ったのはSperlinga Castleというお城で元からあった山の洞窟を使っている12世紀頃から作られ始められたらしい。
中には教会もあり奥行きもかなりある。
奥でおちゃらけているのが今回の旅中の難関を全て解決した方。人脈の広さと素人への優しさ、面倒見の良さが光っており、時代が時代ならゴッドファーザーのNo.2みたいな人になっていたのでは。実際そうかもしれないが。
中世の城よろしく、山の頂上にあるので、景色は抜群。
その後ガンジに戻り、何故かお呼ばれのお食事。最後までなんの目的の食事会かわからなかったが手作りシチリア料理を楽しみ、途中でトスカーナ葉巻をしてみたり、岩塩の結晶をもらったりと至れり尽くせり。
最後に昼に行ったAntica Lanternaで一杯飲んで帰ろうとすると、ガンジ市長が来た。少し酔ってたのと慣れて油断したのもあり、今まで失敗してこなかったハグしてキスを遂に失敗して危うく口と口でする所だったが、お互いの眼鏡が当たって間一髪。ガンジ市長とキスした日本人となるところだった。日本人にはキス文化がないのをわかっていたので皆は笑っていたが。
ビールの写真はさすがにとれなかった。
総ビール消費量181L