プラハが寒いので、温泉地Lázně Mšené(ムシェネー・ラーズネー)へ
曇りのち晴れ
今日昨日と違い朝からどんより雲。しかし天気予報によると雨は降らなさそう。寒いし、温泉にでも行ってみようかと言うことで、Lázně Mšenéへ行ってみることに。Lázně Mšenéはプラハから45kmくらい北西に位置する温泉地。チェコにも温泉がちょいちょいあり、Karlovy Varyが一番有名であるが、現在はロシア外資が入ったために値段が高騰したためチェコ人は余り行かなくなったとか。で、行くのはLázně Mšené、とは上司談。
自宅から55kmで、2.5時間ほどで到着。プラハ市内で途中一カ所だけ階段を50m程登ることと迷いまくったこと、初めてチェコ人ローディーと併走するというイベントがあった以外は順調に着いた。結構イベントあったな、こう考えると。ちなみにチェコ人ローディーは普通に回しているようでいて相当に速く、何度もちょっとした登りでちぎられそうになった。ま、まぁ、こちらは3kgのおもりを担いで走ってるし、とか言い訳が通じないくらい速かった。
一直線に続く道
見逃すはずがない、派手な入り口の看板
案内図。1796年から使われている温泉保養地で、300m四方くらいと非常に狭い。
多分メインの建物。晴れていれば、多分綺麗。
さらに水が拭いていれば綺麗であったであろう、噴水。冬だからご休憩。
そのとなりも施設
レストランという名の、食道に近い作り。やってないのかと思っていたら、一応やっていた。
と、サラッとこの建物を流していたのだが、なんか異質と思って帰って調べたらここを作った建築家こそが
で出てきたチェコ人建築家Jan Letzel(ヤン・レッツェル)だった。残念ながら、晩年は関東大震災などがあり失意のまま亡くなったとか。他には聖心女子学院正門を手がけており、プラハでも一個有名なのはヴァーツラフ広場のHotel Evropa(Europaではない)だが2017年まで改築中。
あとは寒い中歩く
新しい土地では高いところに登るのが基本なのでとりあえず登ったが、余り立体感がない土地なので違いがない。
いつものラッパ加えた天使。
心霊写真に出てきそうな彫刻。
ちょっと行くと、もう普通の住宅街。
思ったよりも速く着いたし、1℃くらいと寒いし、見る物もないので近くに城または宮殿がないか探したところ、Zámek Nelahozevesという名が出てくるので行ってみることに。
道中の隣町にあった今日見た中で最も立派な教会。
さらに途中にあったモルダウ川沿いの運河。
これが小高い丘の上に立つZámek Nelahozeves。1553年に建築が始まったとか、あいかわらずこちらの建築物は古い。良くわからないが現在も城主がおり、Lobkowiczůさんらしい。英語の情報が殆ど出てこないのでこれ以上は厳しい。
あとは、日差しが出てきて草原をしばらく走る。真夏の日差しのようだが、気温は3℃くらいと寒い。
去年の夏
を思い起こさせる草原。でも、やはり現実は3℃。
道路沿いにあった、藁で作ったジンジャーマンを模した人形。目が反射板になっているのか、夜は光りそう。
これが、登る羽目になった階段。帰りは下りなのでプラハを一望できることに気付いた。
プラハ市内に戻ってきて、久々のプラハ城
からの、カレル橋
友人がカレル橋を渡りたいというので、自分も渡ってみたくなり来てみた
妻の絵のできあがりを待つ夫。振れてないのでじっと動いていないのがわかる。
最後にちょっともがいて心拍数を180台にしてみた。疲れる。結局遠回りしたら130km程走った。
家に帰って調べたら、Lázně Mšenéの近くにもう一個Budyně nad Ohříというお城があったらしい。下調べ不足。
当然のごとく温泉地行っても温泉にはつからないどころか、どんな感じなのかも見ず、と。
総ビール消費量340L