Říp(ジープ)へ行ってチェコの原点をみた気になる
曇り
昨日は一日中家にいたので0度付近と寒いが気分転換にŘípに行ってみることに。Řípはプラハから北に50km程行ったところにあり、12世紀に初めてのチェコ人が来て「ここに国を作ろう」と言ったところだとか。つまりはチェコの起源と言っても過言ではなかろう。で、途中にはかかし?
がありながら毎度の草原を走り抜ける。
上へ上がるには主に二つの方法があり一個は未舗装路、一個はある程度の舗装路。自転車があるので舗装路を選ぶ。
登り始めると、とんでもない坂が始まる。斜度は20%超えるところも少しあり、一度ビンディングペダルが外れて、以後は歩かざるをえなくなった。
と言っても、歩いたのは800mくらいで標高差も200mないので、中腹では景色が良いところもあったが
あっという間に頂上へ着き、そこにはチェコでも最も古い建造物の一つ、聖イジー教会が。
近づくと落書きだらけ。残念。
小休止のため、麓の街へ行きちょいとPodřipský minipivovarへ。
そして、一杯。
11°
予想外に美味しいので、もう一杯
12°アンバー
気付いたらえらく寒く、部屋の中でも震えるほど。暖まるために再度出発。
Řípは遠くからみるとこんな感じの丘。ただ、謂われと言い、何となくオーストラリアのエアーズロックと似ている。
次の目的地は
の際に訪れたMělníkへ。モルダウ川の終点。20kmも離れてないし追い風なのですぐに到着。
で、この小高い丘を登って再度Říp方面をみるとやはりただの丘。
この合流部はすでにモルダウ川がラベ川になってしまった後。
ここでも一杯ひっかけにNěmý medvědへ。
ここでもホームメイドの11°。名前忘れたが美味しい。
もう飲んだし、帰りは電車でプラハ市内に帰ることに。Mělníkには直通の電車が見つからなかったので一回乗り換えた上でプラハ中央駅へ。と言っても、ここでも普通に乗換えが出来ず、皆がこの駅舎に入るから着いていくと
なんと反対側に通り抜けられて、こちら側が反対側だが
こちらに電車が到着した。複数の線路がある駅で、その複数の線路のど真ん中に券売所を含めた駅舎がある形式の駅は初めて。そしてローカル線だからなのか、今日は自転車持っていても指定席料は取られなかった。
行ってみて気付いたのは、
で撮っていた写真で
この写真の木の遙か後ろにある小高い丘が今回訪れたŘípだった。チェコには国境に行かないと1000m旧の山がなく、基本平地なので遠くからでも少し小高い丘はハッキリ見える。
家に帰ってベッドの上を見たら、もう一枚いつも着る上着が置かれていた。寒かったわけだ。
総ビール消費量372.5L