Napoli(ナポリ)~Bari(バーリ)~Alberobello(アルベロベッロ)
曇り
今日は朝からまずはナポリからの電車移動。朝食がわりにナポリの名菓、ババを食べる。フォーくさされた状態で渡された。これもナポリスタイルか。ラム酒がかなり効いていて一個で十分。
ナポリ駅は以前来たときからすっかり変わって綺麗な駅になっていた。
ナポリからの特急電車が見つからないため、Caserta駅で乗り換え。駅の真裏に宮殿があったので乗換え時間4分ほどを利用して遠景だけ写真をとりダッシュで戻る。どんより空模様。
ナポリから計3.5時間ほどでバーリ到着。そこからポーランドのPesa SA社が初めて西側欧州諸国の路線を落札したFerrovie del Sud Est線に乗り換え。Pesa SA社製の電車は初めてな気がする。
2時間ほどかけて、I夫妻の計画通り全くの狂いなく目的地アルベロベッロ駅へ。そこから更にゆっくり歩いて10分ほど、無事到着
早速トゥルッリと呼ばれる灰色のとんがり屋根を持った家が沢山。
現在世界遺産に指定されているアイア・ピッコラ地区とモンティ地区のうち、モンティ地区は観光地特有の土産物屋への呼び込みも激しく、屋上を見せたり屋根の上のマークの説明を無料でしてあげるとあったり、あの手この手で呼び込もうとしている。そのうちの一つ、街の概観を作ったミニチュア。大きな筋が4本あり、横方向への移動はなかなか出来ないがメインどころは右から二本目の筋。
灰色の屋根は瓦を積み重ねて作っている。その理由は地主の税金逃れや簡単に人を追い出せるようになど諸説あるにしろ、いずれにしろ壊しやすいように、ということらしい。
トゥルッリだけの道
日本人の陽子さんとやらがやっている土産物屋で屋上に上がらせてもらう。花が置いてあると逆に浮いてしまうくらい、白黒の世界。
他の屋上に上がってもひたすらトゥルッリ
教会もトゥルッリ型
土産物もトゥルッリ
メインの筋を上がりきると、屋根の上にマークが綺麗に並んでいる五軒の家
そのうち、マークが気に入られたのか男女が皆このトゥルッリの前で写真を撮っている。
3時間ほど滞在したが、17時頃には5℃くらいとかなり冷え込みが強くなったため予定を切り上げてバーリへ戻る。バイバイ、アルベロベッロ。青空のアルベロベッロも見てみたかったが、そのために再訪するのはないかな。天気ばかりはどうしようもない。
夕食はこれまた当然のごとくI夫妻の調べたLa Locanda di Federicoに行き海産物を食べる。いや、食べまくる。海外でウニを生で食べるのを初めて経験したが、日本のウニと違い、食べた感じがしない…。身がぎっしり詰まっているのではなく、殻に残った最後の数粒を食べている感じ。こちらのひとはそれで満足なのか…
他に蒸し焼きにしたお魚。
ご開帳からの
自分には慣れないスプーンとフォークを使ってテキパキとした手さばきで魚のばらし
あっという間に食べられる状態へ。
美味しかった。
お酒はビールを一本とワイン一本だったか。飲んだことがないForst。
総ビール消費量393L