ウクライナの医療事情その2
曇り
今日でウクライナ人は元の病院に帰ってしまう。いつものように東欧からの人は殆ど初めて会う国籍であり、一人からの意見なので一般化は難しいがその国の実情の一部を垣間見ることが出来る。アルメニアが今まで聞いた中で医療事情が最も悪かったが、ウクライナの方がどうやら悪そうな印象は受けた。医療事情=医療レベルではないので、医師の教育水準が低いわけでは当然無い。
ちなみに病院のベッド使用率について聞いたところ、ウクライナの病院ではベッドを埋めておけば病院にはお金が入ってくるのだそうだ。そのため、例えば高血圧患者の治療を始めようとすると日本なら合併症がなければほぼ確実に外来で投薬を始めると思われるが、ウクライナだとベッドが空いてればドンドン入院を勧めて二週間くらいいてもらうらしい。その間の給与などは適当な割合が払われるのだとか。
総ビール消費量315.5L