晴れ
朝からいつものように治療をしていると、午後の症例の話となった。心室頻拍の準緊急症例ということでどんなだろうと思っていると、なにやらチェコ語で看護師などと話している上司の顔つきの雲行きが怪しい。と言うより嬉しそう。で、どうなったのと聞くと、患者が入院する病院を間違えてしまい、プラハから200km程北に行った病院に行ってしまったらしい。外来では間違える患者は時々いるけど、手術する病院を間違える患者、それもある程度急いだ方が良い患者が間違えたのは初めて聞いた。当然翌日以降に持ち越しとなった。それで上司は喜んでいたわけである。仕事が減って喜ぶのは万国共通。