チェコ留学日記 (医師編)

チェコへ臨床医として留学してみた日記

チェコ人は重い

曇り

 今日も不整脈治療だが、治療前は良いのだが治療後は患者は寝た状態から起き上がれないので大変である。何が大変かというと、患者を皆でカテーテル台からベッドに移動させなくてはならないのだが、なにぶんこちらの人は大きい。今日の患者は150kgあった。毎日のように100kg近い人がいるので、人口の体重比率について調べてみた。

 チェコ人成人男性の平均180cm程で、ヨーロッパの中でも大きいほうだ。そして平均BMIは26。ちなみに、日本の成人男性の平均身長171cm、BMIは24くらい。BMIは身長をもとに計算されるので、要はチェコ人は身長が高い分、重い、と言うことである。それを毎日数回運ぶのは無理なので、ベッドとベッドの間の移動は横滑りさせるプラスチックの板を患者の下に潜り込ませて滑らせる(日本でも同様にしているところもある)。ちなみに、BMI30%以上の男性は29%おり、チェコはヨーロッパ一肥満が多い国、と言うことにもなっているらしい。イメージ的に多いかと思われるドイツでも25%は超えないみたい。

(日本では3%程度)。今後も重い人には事欠かないだろうな。

(統計は全てWHOやアメリカFAOなどから得られたと言われる二次情報なので詳細な数値は誤っている可能性は十分にあるが、傾向は同じと思われる)

 自分はそうならないように今日は一本で。ちなみに、こちらの一本の基準は基本0.5Lで、333ml缶はあまり売っていない。

Svijany světlý ležák少しミネラル臭さが残るのかなぁ・・・他はおいしい。

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総ビール消費量47.5L